ロケ地訪問&保健師さんにインタビュー

前回投稿した映画"じょっぱり 看護の人 花田ミキ”に関する記事の続報です。

青森県で活躍した保健師 花田ミキさんの生涯をテーマにした映画“じょっぱり 看護の人 花田ミキ”が作られています。3月16日までクラウドファンディング(寄付)も行われていますので、ぜひ応援をお願いします!

〔クラウドファンディングについて〕

今回は、副理事の大野祐子がロケ地である青森県下北半島の佐井村と大間町の撮影現場を訪問し、俳優さんや、OG保健師さんにお会いしたのでご報告します。

下北半島の津軽海峡といえばマグロやウニを始めとする魚介海産物で有名ですが、佐井村と大間町の海岸沿いにはたくさんの漁村集落がありました。映画の撮影はいくつかの漁港や漁師小屋周辺で行われ、花田ミキ役の伊勢佳世さんや、鈴木治子役の相馬有紀実さんが熱演されていました。

昭和時代の衣装をつけて、地元の子どもたちを含む住民の方々がエキストラで撮影の協力をしていました。また、歌舞伎の館に立ち寄り、明治時代から続く地域の方々による歌舞伎が行われていることも知ることができました。

花田ミキさんは戦後に看護教育の基礎を築くために青森県立高等看護学院(現在の青森県立保健大学)を設立し、へき地であっても保健師が不在の地域がなくなるように「派遣保健婦制度」を確立しました。
花田ミキさんとその同僚である鈴木治子さんの教え子であり、花田さんの呼びかけよって町村保健婦や派遣保健婦となったOG保健師さんお二人にお会いして大変貴重なお話を伺うことができました。

花田先生がとても情熱的な方であったこと、ひとりひとりの命を大切にし、家族や地域をみることも教えてくださったこと、この映画を多くの保健師や保健師を目指す学生にみてもらいたいことなどをお話しくださいました。

お二人は映画にもエキストラとして出演されています。花田ミキさんに所縁のある人や地元の方々の協力によって創られる地域愛溢れる映画になりそうです。
映画が公開されたらひとりで多くの方に観ていただき、そしてぜひ佐井村と大間町に訪れていただきたいです。

〔花田ミキさんについて知りたい!〕
映画「じょっぱり 看護の人 花田ミキ」公式ホームページ

〔五十嵐匠監督について知りたい!〕
「地域保健」2022年5月号インタビュー

〔映画作成を応援しよう!〕
寄付で応援

NPO法人へき地保健師協会

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