【メルマガ配信】vol.1
●〇●〇へき地保健師協会 vol.1【2019年1月25日発行】〇●〇●
情報配信を希望してくださったみなさま
はじめまして!へき地保健師協会情報配信チームです。
ようやく第1号をお届けできる運びとなりました。
お待ちいただいた皆様に心から感謝申し上げます。
協会からのお知らせをはじめ、へき地で働く保健師の声、会員の皆様からいただくお知らせなどを年4回を目安に配信していく予定です。
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Contents
1.【活動報告】第77回公衆衛生学会自由集会での対談の一部をご紹介!
2.【お知らせ】保健師ジャーナル、毎日新聞「ひと」欄に掲載されました。
3.【お知らせ】入会のご案内
4.【今後の活動予定】東京の離島ではたらく保健師としゃべらナイト
5.【編集後記】
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1.【活動報告】第77回公衆衛生学会自由集会での対談の一部をご紹介!
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2018年10月24日(水)に福島県にて開催された公衆衛生学会自由集会で、へき地保健師のつどいを開催しました。全国各地から20名ほどの方々にご参加いただき盛況のうちに終了しました。
前半は2組の対談による話題提供、後半はワールドカフェ形式で意見交換を行いました。2組の対談のうち、看護師経験後公衆衛生専門職大学院を卒業、その後初めて保健師として、福島県相馬市に着任された伊東尚美さんと、元与那国町保健師で、協会理事の櫻井純子の対談の一部をお届けします。
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櫻井純子(以下、櫻井).
看護師や教員の経験を経て初めて相馬市で保健師になって半年が経ちますが保健師になった時、戸惑いなどありましたか。
伊東直美(以下、伊東).
保健師のことや役場の仕組みのことなど全然わからず、4月は「保健師ってなにする人だろう」と感じていましたが毎日職場の方が優しく親切に教えてくれるのでだんだんわかってきました。半年経って、今は「もっと住民の方の人生を聞きたい」と思うようになり、少しずつ地域に住む保健師ができること、やれることがわかってきました。
櫻井.
「もっと住民の方の人生を聞きたい」と感じるのはまさに生活に寄り添う保健師の基本的姿勢だと思いますがその変化のきっかけはありますか?
伊東.
櫻井さんら大学院の人が来て、長屋にお住いの方のこれまでの生き様を聞いたり、現在の生活の様子を聞き出したりしているのを見ました。集団ばかりでなく、個別への丁寧なかかわりが、より良い支援につながるのでは、と気づきました。
櫻井.
相馬市内で生活を始め、生活者としてご自分が変わった点はありますか。
伊東.
保健師をしていなければ自分にとって良いかどうかでしか見られなかったことが、住民に紹介できるかどうか、という視点が出てきました。住民の立場でどういうことを伝えたら役に立てるか、を考えるようになりました。
櫻井.
今後どのような支援や体制があればより保健師として活動しやすくなるとお考えですか。
伊東.
他の地域の保健師活動や生き生きとビジョンを持って働く保健師の方達のことをたくさん知り今後の目標像を作っていきたいです。
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東日本大震災後の相馬市で、その土地に生きる人々1人ひとりに真摯に向き合い寄り添おうとする保健師伊東さんの声をお届けしました。
「保健師ってなにをする仕事?」
「保健師って、地域や社会にどう役立っているんだろう?」
へき地で働く保健師は少数配置であることが多々あり、保健師としてよりよい活動をするにはどうしたらよいのか相談相手が少なく、手探りで働いている方も多くいるのではないでしょうか。
今回の自由集会の伊東さんの最後のコメントにあるように、地域を超えた保健師同士のつながりあいが新たな学びや活動のきっかけとなり、よりよい保健師活動に生かされるのだと、元気をもらう対談でした。
自由集会後、伊東さんから「常にアンテナを張って地域で活動する専門職の方々と出会い、良い刺激を受けた自由集会でした。地域の住民に十分還元できるような保健師活動を目指して、学びや交流を持ち続けたいと思っています。」
との嬉しいご連絡をいただきました。ありがとうございました!
2019年も、交流会を各地で開催したいと考えています。
開催地域で奮闘するへき地保健師の方の活動を紹介する場を作っていけるよう準備してまいります!
また、一緒に活動していただける方を随時募集しています。
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2.【お知らせ】保健師ジャーナル、毎日新聞「ひと」欄に掲載されました!
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保健師ジャーナル(2018年12月号)に寄稿文が掲載されました。
☆詳細はこちら
https://bit.ly/2BUfheE
毎日新聞12月27日(木)朝刊「ひと」欄に本会理事長青木さぎ里の記事が掲載されました。
☆詳細はこちら
https://bit.ly/2AqsprZ
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3.【お知らせ】入会のご案内
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2018年12月より会員登録を開始いたしました。
2019年3月までに入会していただきますと、2019年度分の年会費が無料となります!
NPO法人設立1年目の今年度、事務手続きなど含め初めてのことばかりで右往左往しています。しかしながら、へき地で働く保健師の魅力をより多くの人に伝えていくこと、そして保健師が地域と地域住民の健康向上のために生き生きとはたらくことができる環境を整えていくために意欲的に活動に取り組んでまいります。
ご支援ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
☆会員登録について詳細はこちら
https://bit.ly/2QdrMaw
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4.【今後の活動予定】東京の離島ではたらく保健師としゃべらナイト
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昨年東京新宿にて開催した東京都伊豆諸島・小笠原諸島で働く町村保健師との交流会を、今年も2月下旬に開催する予定です。詳細が決定しましたら、協会HP(https://hekichi-hokenshi.localinfo.jp/)にて案内させていただきます。
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5.【編集後記】
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最後までお読みくださりありがとうございます。
先日、理事が集まり組織運営について話し合いました。
NPO法人として組織活動をしていくためには、綿密な計画とモニタリングが必要ですが、
・私たちが掲げている計画は本当に必要とされているのか。
・どんな課題の解決に貢献できるのか。
・誰がどのようにhappyになれるのか。
このようなことについて、これからも折々考え、改善し続けていく所存です。
また、今回お送りした情報配信は、当協会からみなさまのメールアドレスへお送りしています。今後どのような方法で情報配信をしていくのかについても検討中です。
このメールを読んでくださっている方々の中で、おすすめのメルマガサービスなどありましたらぜひともE-mail(hekichihokenshi@gmail.com)までご一報ください!
寒い毎日が続きます。インフルエンザも全国各地で猛威をふるっています。どうかお体にお気をつけてお過ごしくださいませ。(五藤幸根)
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へき地保健師協会は、2018年9月にNPO法人となりました。
これまで離島や山間部などのへき地ではたらく保健師の就労の相談や保健師活動の魅力発信などを、有志活動として10年にわたり行ってきました。
今後はNPO法人としてへき地の住民の暮らしを健康面から支える保健師や、へき地の保健活動にご興味がある方、学生の方々と共に幅広いネットワークを構築していきます。
また、へき地ではたらく保健師人材の確保や育成支援等を通し、人々が住みたい場所に住み続けられる社会を実現することを目指しています。
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へき地保健師協会へのご連絡・配信停止希望の方は、hekichihokenshi@gmail.comまでご連絡いただきますようお願いいたします。
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発行
へき地保健師協会 情報配信チーム
E-mail: hekichihokenshi@gmail.com
URL: https://hekichi-hokenshi.localinfo.jp/
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