【開催報告】9月23日に「へき地で働く新任期保健師の集い」を開催しました

北は北海道から南は沖縄県まで離島・へき地で働く新任期保健師4名、理事も含めて総勢10名が参加し、あっという間の3時間でした。当日の研修会の様子をご紹介します。
 
参加した新任期保健師は、北海道、東京都、和歌山県、沖縄県と全国各地から参加してくれました。オンライン研修会ならでは、ですね。
 
参加者全員で、「現在働く地域の紹介」や、「へき地・離島で働くことになったきっかけ」、「担当業務」、「働き始めてびっくりしたこと」を含めた自己紹介からスタートしました。
一言で「へき地・離島」といっても、それぞれ地域特性が異なり、その土地ならではの文化や歴史に由来する風習を知ることができました。
 
続いて、先輩保健師の離島での保健師経験談の発表です。
先輩が新任期保健師の頃、悩んだことやその解決方法について2人の先輩保健師に本音でお話しいただきました。
「安心して話せる場をもつこと」や「研修の場での出会いやつながりを大切にすること」がお2人とも共通してお話されていました。
 
最後は、普段新任期保健師が感じていることについて、参加者全員で和やかな雰囲気の中での意見交換です。

・うちの職場の新人教育体制自慢や不満
・ライフ・ワーク・バランス
・うちの地域の風習・文化・価値観
・保健師として成長を感じた出来事
・ちょっと距離を取りたい時

について新任期保健師や理事も先輩保健師として当時感じていたこと・振り返って思うことをみんなで語りあいました。「わかるわかる♪」という共感や、「そんなことがあるの!」という驚きや発見がありました。
他の新任期保健師さんの語りを聞くことにより、自分自身の活動の振り返りや気づきへとつながっていました。
 
研修会全体を通して、新任期保健師が、これまでの自分自身のキャリアを振り返るきっかけになり、今現在の困り感がなくとも、今後困ったときに助けとなるヒントを得ることができた時間となりました。

せっかくできたこの新任期保健師同士のつながりを細く長く続けてほしいということで、LINEグループ作成のご提案をしたところ、新任期保健師皆さんのLINEグループが作成されました。
 
 
来年度もへき地で働く新任期保健師の集いを計画しています。
この集いが新任期保健師みなさんの「安心して話せる場」や「同じ境遇で働く保健師との出会いやつながりの場」になることを願っています。

また皆様とお会いできる日を楽しみにしております。
 
 
今回は、現役保健師(新人からベテランまで)、学生、教員と、いろいろな目線からへき地について語ることができました。茶話会を通して得た新たな視点で、地域を見てみたい!と思い、ワクワクしています。
 
こうしてオンライン上で、全国の仲間と繋がれること(今回は、新人の同期ともつながることができました♪)、心強く思います。
 
NPO法人へき地保健師協会では、正会員・学生会員を募集しています。
へき地に興味のある学生さんがいらしたら、ぜひご参加ください。
※保健師志望でなくても大丈夫です。
また、学生会員向けのLINEグループもあります。
ここでは、就職活動についてはもちろん、気になっていることなどを、自由に話しています。

NPO法人へき地保健師協会

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