【開催報告】今年も日本公衆衛生学会自由集会でつどいを開催しました

離島の保健師活動にも大きく影響を及ぼしたcovid-19の離島での経験を理事より情報提供し、参加者で意見交換をしました。

今年のつどいはオンラインになりましたが、しばらくお会いできていなかった会員さんや、毎年お世話になっているへき地医療の経験がある先生方、そして、現に離島に勤務されている診療所看護師の方もご参加くださいました。

 島の感染対策は、単に感染を防ぐ、だけではありません。水際対策をしても、島外と行き来なしでは生活できないため、感染しても、再び島で暮らし続けるための支援が必要です。今回は、集団感染が発生した島では、日頃健康づくりには関心が高くなさそうな観光業の方たちとともに感染対策をしながら、島民や観光客の生活を守る取り組みもありました。
また、診療所の看護師の方が住民とともに健康づくりを行っていく方法も活発に意見交換できました。

 1つの離島・へき地で起きている課題は他の地域にも通じる課題があります。これからもへき地に普遍のテーマに加え、時事的課題も取り上げながら、へき地の保健活動が行いやすくなるように、情報交換、意見交換できる場を作っていきたいと思います。

NPO法人へき地保健師協会

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